アポロ計画に見る命名規則でさえもが神話に拠った操作計画の現れであると言えてしまう事情が ―911の事件との絡みで― 存在している
北欧神話上の最終決戦。ラグナロクとも呼ばれるその最終決戦がはじまる兆候として
［日蝕の長期継続］
が挙げられます。
天空で二匹の狼、
［北欧神話世界の主催神オーディンを呑みこんで殺すとされるフェンリル・ウルフという怪狼の子に当たる二匹の狼 ―スコルとハティという狼― ］
が月と太陽を捕らえ、蝕を起こすことで世界は闇に閉ざされ、最終戦争の号令が鳴る、と言い伝えにあるのです。
さて、開口一番、蝕が最終戦争の到来を告げるものだ、などという神話の話などをいたしましたが、
「太陽の恵みによって生きてきた我々、人類、なかんずく、［北欧神話を育んだ冬長き北欧世界に住まっていたゲルマン古人］にとっては太陽が隠れてしまう”蝕”がこの上ない凶事に仮託されていた」
というのは「極めて自然な」成り行き上のことともとれます。要するに、「現代に生きる我々との関連を［北欧神話の蝕を引き起こすオオカミ］に見出そうとする」というのは［神秘主義や宗教を奉じている者達の特徴］以上のものたりえず、すべては［往古にあっての未開人の心性の問題］で説明がつく。そのようにもとれるのです。
枠外付記：ゲルマン由来の北欧神話では狼から産まれた圏族が破滅的事態を招来する。対して、未開時代のゲルマンと絶えざる緊張関係にあった文明圏、ローマでは狼の子供には別の意味合いが付されていた。ローマ建国の父たる双子、ロムルスとレムスが雌狼に育てられたという伝説があるゆえに。では、北欧神話で狼の二匹の子ら ―スコルとハティ― が破滅への先導役を担うのは緊張関係にあったローマへの古代ゲルマン民族の当てつけであったのだろうか？については、［狼から生まれた二人の子供達］がローマの建国者たるロムルスとレムスに限られない、ということも押さえておくべきだ。ローマとは時間軸も空間軸も異にする座標上にあった往古、ギリシャ世界。その場に伝わる神話上、［太陽神アポロン（ローマに吸収された後はアポロ）］と［月と処女の神アルテミス（ローマに吸収された後はダイアナ）］は「狼 ―に仮託されるレト神― の腹から生まれた双子である」とされているのである（そう、彼・彼女はロムルスとレムスのように双子であるとされていた）。さて、北欧神話で終末への先導役を務めるスコルとハティも ―アポロンとアルテミスよろしく― 太陽と月と結びつく。そのことはゲルマンの対ローマへの当てつけの可能性を強めることであろうか。文明世界の周縁部、未開の領域たるゲルマン（の住人達）は［ローマが換骨奪胎のうえで取り込んだとも解釈可能な古代ギリシャの神話］の筋立てまで意識しながらローマを批判していた、というのだろうか。
ですが、［スコルとハティにまつわる最終戦争と蝕の話］をゲルマン人の未開時代の心性の問題 ―上にてなした枠外付記内容を「常識的に」とらえれば［緊張関係にあったローマへの当てつけ］― で済ませてそれで御仕舞い、というわけにはいかない"事情"があります。その"事情"とは現代に生きる我々にもダイレクトに関わってくる事情となります。
［下のAとB］（うち、Bはさらに〔1〕から〔3〕の細目に分かれます）
をお読みください。
A：先に起こった911の事件。かの事件で崩されたツインタワー（双子の塔）はフリーメーソンのシンボリズムと結びついていた。根拠主導方式で「異論を許さない」といった程度で述べられることとして、そのように言えます（委細については私の解説注力用サイト群をご覧ください）。
そこにいう［ツインタワーと結びつくフリーメーソンのシンボル］とは
［ヤキンとボアズの柱］
と呼ばれるシンボルなのですが、その［ヤキンとボアズの柱］はアルテミス（月）とアポロン（太陽）の双子 ―twins．"ツイン"タワーのことも意識いただきたき次第です― のように月と太陽にも密接に結びついています（：911の事件が起こる前から撮影が始まった有名映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作にあたるトールキンの小説には映画化作品と同様、［二つの塔］という副題を付されたパートがあります。そこにいう［二つの塔］もまたフリーメーソンの［ヤキンとボアズの柱］の象徴と結び付けられていると触れつつ述べれば、トールキンが［二つの塔］を『指輪物語』の中で［月の塔］/［太陽の塔］と定置していたとの解釈があること「とて」重要となってくる、と言えてしまいます）。
B：北欧神話の最終戦争では二匹の狼 ―太陽を呑みこもうとするスコルと月を呑みこもうとするハティ― の親にあたるフェンリル・ウルフがジ・アース（アース神族）の主催神オーディンを呑みこんで殺す。オーディンとは自らのそうした運命を伝承の中で語る神なのですが、問題は、です。
［北欧神話の決定論的敗者たるオーディンと最終戦争の物語］
［キリスト教教義における決定論的たる敗者であるサタンと最終戦争の物語］
が双方、相似形を呈しながら、先の911の事件の中に暗号のように含まれ、いきづいていることです。
馬鹿げていると笑殺せぬようご要望させていただきつつ、「例えば」、の話として次の〔1〕から〔3〕の部をご覧いただきたき次第です（上のAとは異なりここBではさらに細分化させての箇条表記方式 ―の中では丁寧語は排させていただきます― をとらせてもらいます）。
〔1〕紙幅の都合上、煮詰めての具体的根拠群への言及は抜きにしてのことではあったも、先にて「フリーメーソンのヤキンとボアズの柱の象徴がツインタワーに仮託されていると言える」とした（Aの箇所を参照のこと）。そのヤキンとボアズの柱がフリーメーソン象徴体系上で『黙示録』登場の存在とともに描かれている、といったことがある。月や太陽の寓意、そして、［北欧神話では二匹の狼たちが月と太陽を呑み込み起こすともされる蝕］の寓意とともに、である。
枠外付記：上図像群は［右下部］に挙げた［アルブレヒト・デューラーの手による版画集『黙示録』からの抜粋］を除き、全て［フリーメーソンが憑かれたようにその使用にこだわるヤキンとボアズの柱がらみのメーソン・シンボル画］である。そこからはフリーメーソンのヤキンとボアズの柱のシンボル ―他所で911で崩されたツインタワーと結びつくことを証しているシンボル― が月と太陽と結び付けられており、それらが蝕を体現する存在と解釈可能な［『黙示録』登場の救世主を産むみだす女］（月の上に座し太陽を背にするとされる女）とも結びつけられていることが分かる。
（※アルブレヒト・デューラー「黙示録」図像の問題性についてはメキシコ革命の象徴であり、また、現時もってしてもメキシコにて至宝扱いされている【グアダルーペの聖母】（ Nuestra Señora de Guadalupe ）という像 ―現地インディオに、16世紀、キリスト教の奇跡を現出してみせたと伝わるメキシコでは誰もが知っているとされる著名なマリア像― にあっての「（上掲）デューラー版画そっくりの」構図と同マリア像登場（具現化）経緯にまつわる伝承、そして、【かつてメキシコ一帯（に拠ってのアステカ帝国）で崇められていた蛇の神ケツァルコアトル（Quetzalcoatl）に対する崇拝体系がメキシコ・アステカ族にもたらした「黙示録」そのものの悲劇】の関係性に着眼すると嗜虐的やりようが何たるか一面で理解できるようになってもいる）
〔2〕アポロ計画。本頁表題にても強調しつつその名を挙げた計画。人類をはじめて月に送り込んだというかの計画も実は911の事件 ―あるいは911の儀式― の背後にある象徴体系と結びついている。ギリシャ/ローマ神話由来の一定の命名規則が意味をなしてくることとして、である（補足：［アトラスやサターンといった打ち上げロケットの名称］や［実験時期や振られたコードネーム］、そういったことを総合的に加味し、そのように述べられる。ただ、それについて細かく述べていたらきりがないので［本頁でも後に挙げる私が設けた解説注力用サイトの該当表記部］を精査いただきたい）。 その結びつきの背後にあるのはフリーメーソンを用いた操作の問題であると自然にとれるが、問題はアポロ計画に関する次に挙げるαからγのような要素が
［『黙示録』やオーディン絡みの北欧神話に結びつくこと］
である（換言すれば、ここで問題としていることと結びついていることである）。
［アポロ計画と北欧神話および『黙示録』との接点α］：アポロ11号によって人類史上初の有人月面探査が達成されたというのは知れ渡ったことだが、そのこと自体が『黙示録』の比喩と不快にも結びつく。それにつき、まずもって前提となる話をするが、「『黙示録』の9章11節 ―英語で言えばRevelations9:11― にはアバドンという存在が登場する」。その［底なし穴］を意味する［天使とも悪魔ともつかぬ大量虐殺実行者たるアバドン］がキリスト教にとっての異教神たるアポロンが悪魔の姿に変えたものである、という説があること ―（Abaddon⇔Apollion⇔Apollonと変遷過程が語られたりもする）― が問題となる。何故か。「911の事件が［ギリシャ神話のヘラクレスの第11番目の冒険］と密接に関係するようにも"調整"されており（他所で具体的根拠とともに"証して"いることだ）、それがために［11という数値］と際立った頻度で結びついている ―9+1+1=11といったことも他事象と複合顧慮してその範疇に入る― 、［アポロ11号にも付されている11という数値］と際立った頻度で結びついている」という事情があるからだ。その式での話を進めていくと、そう、911の事件にまつわる事象と同様の式で話を進めていくと、アポロ11号とは［特異なる数値解釈規則］上、アポロ「911」あらため黙示録のアバドン「911」 ―Revelation9:11がアバドンという名前への『聖書』上での唯一の言及部分である― と置き換えられてしまうのである（※右"だけ"を読む限りにおいてはまさしく［意味不明瞭なるパラノイドの戯言］になるだろうが、推論に至るまでの膨大な根拠の山に相対すると［証拠を無視する狂った人間］以外、アバドン911の話とて唾棄出来なくなるようになっている。それは明言できることだ。「911という数値が11という数値と結びつくのは911の事件が起こる前からの緊急電話番号割り振り規則からしてそうだ」ともしつつ。また、あわせて強調しておきたいが、聖書などを引き合いに話しはしているが、私は生まれてこの方、キリスト教をはじめ宗教を奉じたことなど一度たりともない人間である）。
枠外付記：アバドンと太陽と月の双子 ―twins― の片割れたるアポロン。そのアポロン、［ギリシャ神話ではヘラクレスに計12の功業をつませる契機を与えたアポロン］にまつわることとして［悪魔と神の接合領域たる『黙示録9章11節とアポロ11号の関係］に我々は想いを馳せなければならない（アポロ11の11がヘラクレスの11番目の冒険を介して［異常に11という数と結びつく911の儀式］［太陽と月の双子の塔 ―ツインタワー― という要素に重きを置く儀式］とつながるという文脈にも留意して、である：私の見立てではアポロ11号に乗船し初の有人宇宙探査をなしたことでも有名な人物、エドウィン・オルドリンがアポロ計画に先立つ有人宇宙探査計画ジェミニ計画 ―双子計画― で同ジェミニ計画における最後の打ち上げ船、ジェミニ12号を11月11日から操縦開始していたのも「偶然ではない」）
［アポロ計画と北欧神話および『黙示録』との接点β］：アポロ計画の延長線上の計画としてアポロ・ソユーズ・テスト計画 ― Apollo-Soyuz Test Project ― が1975年に実施された。同計画の中では「何故なのか」の話としてソ連のシャトル（露語で［結合］を意味するソユーズ）とアポロ18号を用いて宇宙で人工日食がつくられた。アポロを月として太陽を隠し、そうやって模された蝕の散乱光を地球に見立てたソユーズから撮影したのだ。そこから［アポロ計画が蝕と結び付けられていること］が見てとれるようになっている。そして、蝕とくれば、アポロンとアルテミス、［月と太陽の狼（レア神→（誤記）→レト神）の腹から生まれた双子］に対応するように存在している［スコルとハティの二匹の狼］が蝕を引き起こして北欧神話版の最終戦争を引き起こす、とされていることが想起される。
［アポロ計画と北欧神話および『黙示録』との接点γ］：アポロ11号でアポロ（太陽）を月に設置させた計画、その関連計画たるアポロ・ソユーズ計画ともども蝕を模すこととつながるアポロ計画だが、そのアポロ計画（及び関連計画）は「神話間の接合性を暗号に用いながら」北欧神話最高神オーディンと結びつく。アポロ計画の前進にあたる有人宇宙飛行計画、マーキュリー計画。ヘラクレスの11番目の冒険 ―911の事件と結びつく冒険― に登場する巨人アトラスの名を冠するアトラス・ロケットなども打ち上げに用いられた同マーキュリー計画は「オーディン計画と言い換えることもできる」ものなのだ。ローマのマーキュリー神（そのギリシャ神話版のヘルメスは神話上系譜ではアトラスの孫にもあたる神）は北欧のオーディンと曜日の淵源を介して接合する神である ―水曜日はマーキュリーの日ともなりオーディンの日ともなる― ゆえに、である。無論、それだけならば、「牽強付会 ―持説押し付け論法― にすぎない」との批判を免れえないだろう。しかし、アポロ計画で打ち上げられたロケット、サターン・ロケットもがローマ由来の神サターン（サトゥルナス）を通じてオーディンと結びつくことを加味すると押し付けでは済まなくなる（：ゲルマンの冬至の祭りはユールの祭りと呼ばれ、同時期のクリスマスのサンタクロースよろしく、オーディンが中空での巻狩りを催すと伝わるものなのだが、クリスマスもオーディンがサンタクロースと類似の姿をとるユールの祭りもローマの神サトゥルナスを祭る冬至の祭りと対応している）。アポロ11号はオーディン計画（マーキュリー計画）の成果を受けオーディン・ロケット（サターン・ロケット）にて月に行った、とも言えるのである。神話を「純・記号論的に解釈することで」だ。以上、アポロ計画が『黙示録』のみならず北欧神話、なかんずく、オーディンとも結びついていることはお分かりいただけたと期待するが、アポロ計画とマーキュリー計画の橋渡し的なる位置づけにあった有人宇宙飛行計画たるジェミニ計画が「双子計画として存在していた」意味も我々は考えねばならない。何故か。同ジェミニ計画が見据えていた有人月面探査目標に絡んで同計画名称 ―双子計画― が［アルテミス月］と［アポロン太陽］の双子を想起させ、かつ、同計画終息直後よりニューヨークで双子の塔（ツインタワー） ―右ツインタワーがフリーメーソンの月と太陽と結びつくフリーメーソンのヤキンとボアズの柱と密接に結びついていることは（根拠抜きの結論だけながら）本頁でも先述したことである― が建設されだしたこと。それらをも加味し、「アルテミスとアポロンを生みだした狼（レア神）の北欧神話版は［太陽と月を呑みこみ蝕をきたす狼］達の親にあたる怪狼フェンリル・ウルフであり、同存在が最終戦争で決定論的戦死者、オーディン ―地球人類とも解釈可能なアース神族（ジ・アース）の主催神― を呑みこむ設定になっている」ことが重きをなしてくるからだ。
枠外付記：北欧神話の主神、オーディンとローマのマーキュリー神。両者は曜日の由来 ―水曜日の由来― などをもって密接に結びつく。その延長線上として、アポロ計画の前進、マーキュリー計画はオーディン計画とも言えるようになっている。ジ・アースの主催神、オーディンは（神話上、自ら予告するところでは）［蝕をきたす二匹の狼の親狼たるフェンリル・ウルフ］に呑まれて死ぬこととなっている。
〔3〕アポロ計画の話は〔2〕で細かく触れたとし、
蝕のシンボルを用いつつ、オーディンや『黙示録』の寓意に意識誘導するようなサブ・カルチャー作品群が ―重要なこととして911の事件と背景を共有するような形で911の事件より前から― 存在していることも無視してはならない。
図解部を複数箇所、挟み、長くもなりましたが、以上、〔1〕から〔3〕のような形で
［北欧神話の決定論的敗者たるオーディンと最終戦争の物語］
［キリスト教教義における決定論的たる敗者たるサタンと最終戦争の物語］
がこれぞ暗号といった形態で911の事件と関わる事象に関係してくる、と訴求しました（：話があまりにも細々としているため、理解は一難事であるかもしれませんが、「そこを」の話として是非、解説注力している当方作成媒体などを読していただきたい次第です）。
「スコルとハティの二匹の狼の比喩が往古、ゲルマン人の当てつけには終わらず、我々の今後に関わるものである」
と言う理由が何なのかを指し示しえた、と見ます。もっと言えば、蝕にまつわる比喩が北欧神話最終決戦 ―ラグナロクと呼ばれるもの― やキリスト教教義における最終戦争 ―『黙示録』と結びつくハルマゲドンなどと呼称されるもの― とも不快に結びついていることを指し示しえたことか、と見ます。あとは根拠が正しいか、そうでないのか。下記のサイト（を通じて公開のPDF文書）の解説部を読していただき各自、判断していただきたい、とただただ願うばかりです。
以上、まとめまして、一言。
「日蝕にまつわる比喩を含む事象・作品 ―映画やその他のサブ・カルチャー作品など― に出会われたら、その比喩の背景にあるのが何なのか、よくよく考えていただきたい」
アポロンとダフネ。太陽神アポロンは恋焦がれることになったダフネを追うが、拒んだダフネは逃れるために自らを樹木に変える。そのような神話上の話を西洋世界では太陽と月の接近の話に見立てる風潮は「ない」。ダフネにはアポロンの双子の妹（あるいは姉）にあたるアルテミスのように月に仮託されているという由来がないからだ。しかし、である。東洋世界ではダフネは月と結びつき、もって、ダフネとアポロン ―アバドンでもいい― の物語は太陽と月の接近の話につながる。その点、ダフネは
［月桂樹］（仏語ではその葉を乾燥させたものを香辛料のローレルLaurelと呼ぶことは比較的、有名なことである）
に姿を変えたとされるのだが、何故、月桂樹などという漢字が東洋世界で充てられているのか。そこが問題となる。おそらくその由来は中国で月桂樹を
［月に植えられた木］
と看做す風潮があったからである。ゆえに、「西洋ではなく東洋で」何故だか、ダフネとアポロンは月と太陽に対応するようになっていると言えるのである ―日本で女性の生理用品に月桂樹由来の名前が付されている由来も同じところにあるとしつつ、述べれば、である。ダフネは中国で嫦娥（ジョウガ）と呼ばれるヒキガエルの月の女神に対応させられている、ともとれる。アポロンが弓矢の神に仮託されていることが嫦娥（ジョウガ）の夫の中国神話上での［太陽を撃ち落とすような弓の名手］との特色と一致しているからである（自国文化を徹底的に破壊してきたあの国、レッド・チャイナでそのようなことを主張する人間はいない、とも思われるが、とにかくも、そうとれる）―。
以上は ―理解できさえすれば、だが― 人間離れしている。
「西洋で往古に遡って、月と結び付けられないものが、東洋では月と結び付けられ、それを加味すると、洋の東西で月と太陽の接近神話が本来、観念できないところに浮かび上がってくる」
そういう文脈で、である。
そこまで述べたうえで言うが、そういったことがどうして成り立つのか、それが現代に生きる我々とどう関わるのかについて熟慮するのは決して時間の無駄ではない。
※「最後に」の付記
本頁でなしているような話につき、「重大な大量殺人儀式を完遂した者達だ」と折に触れて客観的証拠に則り告発している、
［フリーメーソンのような者達］（［一部の人間の紐帯の今後のことしか考えていない者達］）
の一部はたとえ部分的に気づいていても ―勝手に妄信して― 次のように思っている可能性がある。現時、そのようなことを述べる者は国内外インターネット言論空間上では絶無であるが、次のように思っている可能性がある。
『ツインタワーは確かにオオカミ達の神話上の物語に関わっているようにもとれる。が、それはオオカミがシリウス星系に仮託されてゆえのことだろう。シリウスとは秘教主義にてメーソン（のような組織）が崇め奉る存在が座するとも「言われる」場所だ。双子や二匹の狼の話はそうした高みにある世界の予定の問題に絡むことなのだ』。
シリウスが狼とつながるドッグ・スターとして知られており（オオカミはイヌ科。東洋でもシリウスを天狼星と呼称することも加味）、フリーメーソンには［シリウス由来の知的生命体とコンタクトをとっているとの秘教思潮］があるため（：その一部で有名な話については他媒体で紹介している。『スピリット・オブ・メーソンリー』という題の［メーソン関係オカルティストの係累 ―アリス・ベイリーという名の女の夫― ］由来の洋書などにてのような考え方の片鱗が見いだせるといった文脈にて）、そういった慮り（おもんぱかり）がなせるのだ。
しかし、［限定的にしか頭を動かすことが出来ないようにされている"人形"達］の想定されるご都合主義を尻目に述べれば、
『フリーメーソン秘教思潮との絡みで［シリウスへの意識誘導］があったとしてもそれは宇宙人 ―私は宇宙人といった単純な言葉で話が済ませられるとは思っていない― の世界の話には単線的につながらないだろう。それが、［シリウスへの意識誘導］が仮にもしあるとしても、話は［ブラックホール］にもつながり、そちらの文脈の方のほうが重大となってくるようにもとれる。先の911の事件の予告がブラックホール理論と接合している要素とともに多々、なされていたこと ―客観的に立証可能― をも顧慮して、そのようにとれるのである。につき、シリウスB ―連星（双子星）の片割れ― があまりにもよく知られた白色矮星であること、その白色矮星の末路がブラックホール理論と接合しているということが問題となりえもする（［チャンドラセカール限界：ChandrasekharLimit］といった用語や［重力崩壊］といった用語にまつわる話と接合しつつ）。パラレル・ワールドが実在するか、そして、そこからシリウスBがいかに観測されうるかは測りかねるが、シリウスBはその質量上、［中性子星やブラックホールのなりそこない］候補とも考えられるようになっているのだ。
以上、述べつつ、危惧すべきは現時、［集められた最良の物理学者達がマイクロ・ブラックホール（あるいはより重大なこととしてワームホール）を生成しうるとされる実験にCERN欧州原子核研究機構 ―本サイト上他所でも一部言及― にて「外野の科学者指摘に見る危険性を無視するかのように」邁進していること；二匹の狼の比喩とも関わる911の儀式と背後で象徴主義を共有している実験に邁進していること］である』
その点、より深いところで私の頭にあるのは ―これまた誤解を招きかない物言いとなるも― ［ここに至るまで人類が養殖されてきた動機への考察］だが、とにかくも、上のようなことが危惧され、そういったことを（推し量る立ち位置にいながらも）指摘をなす人間がこの世界にはいない。他面、臆病な賢者達の影で拙劣な推論しかなせない者達 ―フリーメーソンの人形かカルトの手先か、といった類― が悪行に手を染めている。そういった実情に鑑みつつ、上のようなフリーメーソンの内心 ―シリウスに友朋がいる、あるいは、支配者がいるという彼ら特有の思考方式― への慮りにまつわる付記をなしておいた。